通知表の弱点克服法【2学期・小学生】

通知表の弱点克服法【2学期・小学生】 家庭学習

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1学期の通知表を見て、「思ったより△が多かった」「この教科、どう対策すればいいんだろう」と感じた方に向けた記事です。通知表の弱点克服というと「苦手教科をとにかく復習する」というイメージを持たれがちですが、実は2020年度からの評価は教科ごとに「知識・技能」「思考・判断・表現」「主体的に学習に取り組む態度」という3つの観点に分かれてつけられています(参考資料参照)。この記事では、その3観点のどこに△がついているかによって対策の中身がまったく違うこと、そして観点別に2学期からできる具体的な家庭学習の変え方を、開発者パパ目線で解説します。

結論: 「どの観点の△か」で対策を変える

結論から言うと、通知表の教科名だけを見て「算数が苦手だから算数のドリルを増やす」と決めるのは半分正解・半分不十分です。同じ「算数△」でも、観点別の欄を見ると「知識・技能」が低いのか、「思考・判断・表現」が低いのかで、やるべき対策が違います。前者は基礎の抜け漏れをドリルで埋め直す話、後者は文章題や「なぜそうなるか」を言葉で説明する練習の話で、対策の方向がずれると2学期分の家庭学習時間を使っても弱点が埋まりません。

図解: 通知表の3観点(知識・技能/思考・判断・表現/主体的に学習に取り組む態度)と観点別の対策

「知識・技能」が△: 基礎の抜け漏れを学年を戻ってでも埋め直す

「知識・技能」は、その学期に習った内容を理解し使えるかを見る観点で、計算・漢字の読み書き・用語の理解のように、テストの点数として一番表れやすい部分です(参考資料参照)。ここに△がついている場合は、今の学年の総復習ドリルよりも先に、つまずいている単元まで思い切って学年を戻ることが近道になります。たとえば算数なら「くり下がりの引き算」でつまずいたまま「かけ算の筆算」を練習しても、土台がないのでミスが減りません。陰山メソッド 徹底反復 算数プリント 小学校1〜6年のように学年をまたいで基礎を洗い出せる教材を1冊用意し、間違えた単元だけ1〜2学年分遡ってやり直すと、「今の学年の宿題+苦手潰し」を両方追わずに済みます。漢字の読み書きでつまずいている場合も同様に、新版 陰山メソッド 徹底反復 漢字プリント 小学校1〜6年のような学年横断のドリルで、書けなかった漢字だけ拾い直す進め方が効率的です。

「思考・判断・表現」が△: 「なぜ」を言葉にする練習を増やす

「思考・判断・表現」は、身につけた知識を使って考えたり、わかりやすく人に伝えたりできるかを見る観点です(参考資料参照)。ここが低い場合、計算はできるのに文章題になると手が止まる、漢字は書けるのに作文で何を書けばいいか分からない、というパターンが典型です。対策としては、答えが合っているかどうかより「どうしてその答えになったか」を口で説明させる時間を、家庭学習に1日5分足すのが効果的です。丸つけのときに「合ってたね、OK」で終わらせず、「どうやって解いたか教えて」と聞き返すだけでも、頭の中でやったことを言語化する練習になります。文章題は「絵や図に描いてみる」、記述問題は「まず一言で結論を書いてから理由を書く」という型を教えると、表現の型そのものに慣れていない子でも取り組みやすくなります。

「主体的に学習に取り組む態度」が△: 提出物と生活リズムを見直す

3つ目の観点は、テストの点数ではなく授業への参加度・提出物・粘り強さのような取り組む姿勢を見る観点です(参考資料参照)。ここに△がつく場合、学力そのものより「宿題の出し忘れ」「忘れ物」「授業中に集中が続かない」といった生活面の乱れが原因になっていることが多く、ドリルを増やしても改善しません。むしろ効くのは、提出物を出す前日の夜にランドセルに入れる時間を固定する、次の日の準備を親子で一緒に確認するといった、生活リズム側の仕組み化です。夏休みで乱れた生活リズムを2学期に向けて戻す具体的な進め方は2学期に向けた生活リズムの整え方【7日間表】で扱っているので、態度面の△が気になる場合はまずそちらを先に整えることをおすすめします。

補足・注意点: 通知表の△に一喜一憂しすぎない

通知表の評価は担任の先生が学期中の様子を総合して付けたものであり、テストの点数だけで決まっているわけではありません(参考資料参照)。1回の通知表の△だけで「この子は苦手だ」と決めつけず、まずは学期を通して頑張ったこと自体を認めたうえで、観点別の△を次学期の目安として使うくらいの距離感で受け止めることが大切です。判断に迷う場合は、面談や連絡帳で担任の先生に「どの場面で△と感じたか」を具体的に聞いてみると、家庭学習だけでは見えない授業中の様子が分かることがあります。

まとめ

  • 通知表は「知識・技能」「思考・判断・表現」「主体的に学習に取り組む態度」の3観点で評価されている
  • 「知識・技能」の△は、学年を戻ってでも基礎の抜け漏れをドリルで埋め直す
  • 「思考・判断・表現」の△は、「なぜ」を言葉で説明する練習を1日5分増やす
  • 「主体的に学習に取り組む態度」の△は、提出物や生活リズムの仕組み化で対策する
  • 次のアクション: 通知表を見て教科ごとに△がどの観点についているかをチェックし、2学期の家庭学習メニューに1つだけ観点別の対策を足す

参考資料
小学校の成績表(通知表)の見方は?評価の意味と成績を伸ばすコツ|進研ゼミ小学講座
小学校の成績や通知表の付け方は?知っておきたい読み解き方とお子さまへの声かけ|ベネッセ教育情報
新学習指導要領の3観点をベースに通知表作成5つのポイント|みんなの教育技術

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