「夏休みは学童の延長料金や、子どもが行きたがるサマーキャンプの参加費で、いつもより出費がかさむ気がする」という方に向けた記事です。以前の記事(小学生の教育費、平均いくら?内訳と削り方)では年間の教育費全体を扱いましたが、今回は夏休みに集中して発生する「預け先」の費用にしぼって、公立学童・民間学童・サマーキャンプそれぞれの相場と、家計への響き方を整理します。私は子ども向け学習アプリを自作しているエンジニアの父親で、開発の見積もりと同じ感覚で、夏休み前に「今年の預け先コストの総額」を先に見積もってから予定を組むようにしています。この記事では、①学童・キャンプそれぞれの費用相場、②夏休みだけで家計にどの程度上乗せになるか、③負担を抑える組み合わせ方、の3点を解説します。
結論: 「学童は数千〜数万円台」「キャンプは1回で数万円」、組み合わせ次第で総額は大きく変わる
先に結論です。公立学童は月額4,000〜8,000円程度が中心で、全国の学童保育の約8割が月額10,000円未満に収まっています(参考: 学童ナビ)。一方、民間学童は月額30,000〜80,000円程度と、公立の5〜10倍近い開きがあります(参考: 学童のくちコミ、学童ナビ)。さらに宿泊型のサマーキャンプは1回(3泊4日以上)で50,000〜120,000円が目安です(参考: VILLARS)。つまり「学童だけ」「キャンプ1本だけ」「両方組み合わせる」のどれを選ぶかで、夏休み1か月の預け先コストは数千円から十数万円まで大きく変わります。最初に相場のレンジを知っておくことが、予算オーバーを防ぐ一番の近道です。
学童保育の費用: 公立と民間で5〜10倍の差、夏休みは追加料金にも注意
公立学童は自治体の運営で、月額4,000〜8,000円が中心、6,000〜8,000円台の自治体が多い一方、地域差も大きいのが実態です(参考: 学童ナビ)。夏休み期間中は朝から開所するため、料金が通常月と変わらない自治体もありますが、1,500〜2,000円程度の追加料金が発生するケースもあります。ここにお弁当を注文する場合、1食あたり300円(おにぎり弁当)〜400円(幕内弁当)程度が上乗せされる例もあります(参考: ライフサポートコンシェルジュ)。夏休み20日間毎日お弁当を注文すると、それだけで6,000〜8,000円ほどになる計算です。
民間学童は月額30,000〜80,000円程度と幅があり、送迎・習い事プログラム・延長対応(20時以降まで、など)が充実している施設ほど高くなる傾向があります(参考: 学童のくちコミ、学童ナビ)。共働きで学校の預かり時間だけでは足りない家庭が、夏休みだけ民間学童のスポット利用に切り替えるケースも一般的です。
サマーキャンプの費用: 日帰りは抑えめ、宿泊型は3泊4日で5万円台から
サマーキャンプは日帰り型か宿泊型かで費用の桁が変わります。日帰り型は比較的費用を抑えやすい一方、宿泊型は3泊4日以上で50,000〜120,000円が目安とされ、4泊5日のベーシックコースで58,000円という価格例もあります(参考: VILLARS)。宿泊日数が増えるほど、また英語・スポーツなど専門プログラムが付くほど単価は上がる傾向にあります。
学童とサマーキャンプは「毎日の預け先」と「特別な体験」という別の役割なので、両方を全期間フルで使うと費用は積み上がります。例えば公立学童(夏休み中の追加料金込みで1〜2万円程度)をベースにしつつ、サマーキャンプは3泊4日を1回だけ組み込む、といった形にすると、体験の価値を残しながら総額を管理しやすくなります。
補足・注意点: 自治体の減免制度と、キャンプの「実費」項目を見落とさない
公立学童には、ひとり親家庭や低所得世帯向けの利用料減免制度を設けている自治体があります。夏休み前に、お住まいの自治体の子育て支援窓口や学童保育の案内ページで対象条件を確認しておくと、想定より負担を抑えられる場合があります。
サマーキャンプは、案内に載っている参加費とは別に、集合場所までの交通費・お小遣い・追加装備(虫よけ・レインウェアなど)が実費でかかることが多い点にも注意が必要です。申し込み前に「参加費に何が含まれ、何が別途必要か」を主催団体に確認しておくと、当日になって想定外の出費に慌てずに済みます。本記事の金額は情報提供を目的としたものであり、個別の家計改善を保証するものではありません。実際の判断は各家庭の状況に応じて行ってください。
まとめ
- 公立学童は月額4,000〜8,000円が中心で、全国の約8割が月額10,000円未満
- 民間学童は月額30,000〜80,000円程度と、公立の5〜10倍近い開きがある
- 宿泊型サマーキャンプは3泊4日以上で50,000〜120,000円が目安
- 学童は「毎日の預け先」、キャンプは「特別な体験」と役割を分け、キャンプは回数を絞ると総額を管理しやすい
- 自治体の減免制度や、キャンプの実費項目(交通費・装備品など)を事前に確認しておく
夏休み後半に入る前に、今年使った・使う予定の預け先費用を一度書き出してみると、来年の予算感もつかみやすくなります。
参考資料
– https://gakudonavi.com/fee/ (学童ナビ: 学童保育とは?月の平均料金は?夏休みは朝から預けるといくら?)
– https://www.gakudo-kuchikomi.com/guide/cost-survey (学童のくちコミ: 学童の料金 平均・相場は?公立5千円・民間4万円【2026年調査】)
– https://www.senkogrouphd.co.jp/life-support/feature-column/article/241030-gakudouhoikuryoukin-05b.html (ライフサポートコンシェルジュ: 学童保育の料金は?公立・民間学童の相場や夏休み利用料について解説)
– https://villars.co.jp/camp/summercamp/blog/price (VILLARS: サマーキャンプの費用はいくら?料金相場と内訳をわかりやすく解説)


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